2025年のマレーシアのカレンダー発売開始

マレーシアの通貨はリンギット (略して RM)

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マレーシアの通貨は「マレーシア・リンギット (Ringgit Malaysia)」です。

日本語では「○○リンギッ」と言いますが、現地では「○○リンギッ」と発音します。昔の名残で「○○ダラー (ドル)」と呼ぶ人もいます。

マレーシアのお店などで値段を書くときには、略して「RM○○」と書きます。また、両替所などで見かける 3 文字の通貨コードは「MYR」です。

補助通貨の単位はセン (Sen) です。100 センで 1 リンギットになります。補助通貨は全て硬貨として発行されています。

現在のリンギットのレート

1リンギット = 35円
100リンギット = 3,477円
1500リンギット = 52,154円

100円 = 3リンギット
1000円 = 29リンギット
50000円 = 1,438リンギット

※ 小数点以下は四捨五入されています。

リンギット紙幣と硬貨の両方がマレーシア国立銀行 (Bank Negara Malaysia) によって発行・管理されています。

2011 年から新硬貨が、2012 年から新リンギット紙幣が発行されるようになりました。

旧硬貨や旧リンギット紙幣もまだまだ市中に出回っていますので、町中で見かけるものを一挙にご紹介します。

リンギット紙幣

すべてのリンギット紙幣の表面には、初代の国王、アブドゥル・ラーマン (Tuanku Abdul Rahman Ibni Al-Marhum Tuanku Muhammad) の肖像が印刷されています。

アブドゥル・ラーマン (1895/8/24-1960/4/1) とはどなた?

ヌグリ・スンビラン州のスルタンで、1957年8月31日に独立したマラヤ連邦の初代アゴン (国王) として選ばれました。

1960年4月1日に亡くなるまで、初代国王を務められました。

裏面には、マレーシアを象徴する建物や品物が印刷されています。

また、新リンギット紙幣ではマレーシアの国花であるハイビスカスが印刷されるようになりました。

1 リンギット (青)

旧リンギット紙幣では紙の紙幣が採用されていましたが、新リンギット紙幣ではポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) が採用されるようになりました。

新リンギット紙幣

ワウ・ブラン (三日月形の凧)

旧リンギット紙幣

キナバル山とワウ・ブラン (三日月形の凧)

5 リンギット (緑)

元々は紙の紙幣として発行が始まりましたが、2004 年以降に発行された旧リンギット紙幣は、デザインは基本変わらず、素材がポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) へと変更されました。その後の新リンギット紙幣でもポリマー紙幣 (プラスチック紙幣) が引き続き採用されました。

新リンギット紙幣

国鳥のサイチョウ (ホーンビル)

旧リンギット紙幣

KL 国際空港、ペトロナス・ツインタワー

10 リンギット (赤)

新リンギット紙幣

ラフレシア

旧リンギット紙幣

プトラ LRT、マレーシア航空、MISC の貨物船

20 リンギット (オレンジ)

20 リンギット紙幣は 2012 年に初登場しました。

50 リンギット (青緑)

新リンギット紙幣

マレーシアの初代首相 (Tunku Abdul Rahman) とやしの木

旧リンギット紙幣

ペトロナス石油採掘基地
お札の表裏で同じ名前の別人が…

すべてのお札の表面に描かれている初代国王と、50リンギ紙幣の裏面に描かれている初代首相は同じ名前 (アブドゥル・ラーマン) ですが別人です。初代国王の称号は “Tuanku” に対して、初代首相の称号は “Tunku” となっています。

100 リンギット (紫)

新リンギット紙幣

キナバル山 (サバ州) とアピ山 (サラワク州)

旧リンギット紙幣

マレーシアの国産車メーカー、プロトンの製造ラインとエンジン
高額紙幣を使うときの注意

50 リンギットや 100 リンギット紙幣は、マレーシアでは高額紙幣と見なされます。そのため、小さなお店やレストランでは、高額紙幣を出すと嫌な顔をされたり、お釣りがないと言って拒否されることもあります。

また、高額紙幣を出すと、偽札チェッカーを使って確認されることもありますが、ムッとせずに付き合ってあげてください。

硬貨

現在マレーシア国内で流通している硬貨は、5、10、20、50 センの 4 種類です。これまでに発行された硬貨は 3 世代 (1967 年、1989 年、2011 年) あります。

2011 年の新硬貨発行時には、デザインだけでなく、大きさや形も変化しました。

SST (日本で言う消費税) が導入される前までは 5 セン硬貨はあまり見かけることはありませんでしたが、最近では広く使用されるようになりました。

消費税が導入されると財布に小銭が増えますね…。

端数の処理方法

マレーシアで流通している最小硬貨は 5 センなので、5 の倍数にならない端数は、切り下げ、または切り上げして計算されます。ルールは次の通りです。

  • 1, 2セン: 切り捨てて 0 センに
  • 3, 4セン: 切り上げて 5 センに
  • 6, 7セン: 切り捨てて 5 センに
  • 8, 9セン: 切り上げて 10 センに

第 1 世代 (1967 年)

マレーシアの一番古い世代の硬貨です。最近ではあまり見かけることはなくなってきましたが、レアキャラとしてお財布の中に忍んでいることも…。デザインは統一されていて、裏面に国会議事堂と三日月と星が刻印されています。

第 2 世代 (1989 年)

今でも大量に流通している硬貨です。表面は統一されたデザインで、国花のハイビスカスが刻印されています。

裏面はマレーシアの伝統的な品物が刻印されています (5 セン: コマとヒモ。10 セン: コンカッ。20 セン: 伝統的な金属製のカゴ。50 セン: ワウ・ブラン)。

第 3 世代 (2011 年)

第 2 世代に代わって登場した新硬貨です。50 セン硬貨には切り欠きが入り、少しゴージャス感が出ました。表面は統一されたデザインで、国花のハイビスカスが刻印されています。

裏面はマレーシアの伝統的な品物が刻印されています (5 セン: 伝統的な織物の模様。10 セン: マーメリ族の葉っぱを使った織物。20 セン: ジャスミンの花。50 セン: マメの一種スルーカチャン)。

旅行時におすすめの貴重品ポーチ

海外旅行をするとパスポートやいろんな国の通貨など、貴重品の管理が大変!スリや置き引きの危険もあるので、貴重品を1か所にまとめて持ち歩くのはリスクが高いんです。でも、ちゃんと管理しておかないと、いつなくなってしまったのか気づきづらい…。と言うことでおすすめのポーチをご紹介。

お出かけの時の財布には無印のペンケース

いわゆる「財布!」という財布を持っていると、街中でのスリなどの犯罪に遭うことも。

見た目はアレでも、私はシンプルなこちらの商品を最近使っています。マレーシアのお札はもちろん、パスポートやカード類もコンパクトに収まります。

東南アジアのいろんな国を周遊する場合は、これを複数個購入して、通貨ごとに分けておくのもGood!

おすすめは中身が見えずらい黒色です。

リヒトラブの定番(?)ペンケース

カラーはわたしが大好きな黄色で。目立つ色なので、荷物の中に入れていてもすぐに特定可能!家の金庫(持ってないけど)やホテルのセーフティーボックスに保管用に使ってます。

IKEAのミニバッグは町歩き用の財布としてもオススメ

はい、これを財布代わりにするなんて、ダサいです。分かってます。

でも、クレジットカードも入るし、マレーシアのリンギット札も二つ折りで入るし、とても便利なアイテム。

盗難対策として、現金とカードをそれぞれ分散させて持ち歩くと安心です。あのおなじみIKEAのバッグ生地なので、超タフなのもお気に入りポイント。

もちろん日本では使いません…。一応Amazonのリンクを貼りましたが、IKEAの店頭の方がもちろん安く購入できます。

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