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マレーシアに移住したことで受けた影響6選。事故にも慣れてしまうって本当?

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マレーシアに長く滞在していると、日本に住んでいたときの自分とは徐々に変化していることに気づきます。

私だけではありません、周りにいる長期滞在者の多くが、マレーシアで影響を受けて変わっていく自分に気づいています。

いい変化もあれば、あまりいいとは言えない変化も笑。

また、マレーシアではよくても、日本に帰国したときに困るような影響も。

そんな、マレーシア移住あるあるをまとめてみました。

1. 服装に気を使わなくなる

日本では、オフィスでもショッピングセンターでも、みんなきちんとしたきれいな格好をしていますよね。

でも、マレーシアでは本当に千差万別。

人種が様々なこともありますし、日本のようにファッションに気を使わない人も多いです。

流行りでみんなが同じような服を着ている、ということも皆無。

そして、周りの目も日本ほど気にすることがありません。人は人、自分は自分、という感じでしょうか。

そのため、最初の一、二年は日本と同じような流行を取り入れてオシャレをしていた人でも、だんだんと影響されて服装に対する意識が下がっていきます。

ただし、マレーシアにいるときは楽なんですが、日本に帰ったときに恥ずかしい思いをすることも。

空港から電車に乗って家路に向かうときに、きちんとした格好をしたOLさんを見かけると、気が引き締まる思いがしますね💦

2. 化粧が適当になる

これは、もちろん人にもよると思います。

でも、日本にいるときと同じだけ化粧に時間をかける、という人には会ったことがありません笑。

マレーシアでもお化粧が好きな女性は多いです。

全く化粧っ気のない人もおられますが、都会部に住んでいる若い子はたいていお化粧しています。

ですが、日本と比べると、少し古い感じの化粧だったり、アジア感満載のメークだったりと、お化粧のレベルとしては日本の女性の方が上手な気がします。

そんな訳で、日本から移住したての頃はみんな頑張るんですが、周りに影響されて徐々にモチベーションが下がってくるのが現実かと…。

ただし、マレーシアは常夏ですので、一年中日焼け対策は欠かせません。

どんなに面倒くさくても、最低限のメークは必須です。

3. ちょっと雑になる

日本は身のこなしから、人との接し方から、話し方から、丁寧な印象ですよね。

ですが、マレーシアに長く住んでいると、そういう日本風の丁寧さや繊細さが失われていきます。

例えば、飲食店でテーブルを囲んで座っているとします。

そこに他のグループが後ろを通りかかったときに、普通に椅子に当たってきたり、下手したら体同士がぶつかったりするんです。

日本だと、人が座っているのを見たら接触しないように気をつけて歩きますよね。

また、人の後ろを通るときに体を斜めにしたりしてできるだけ迷惑をかけないようにする。

そういう気遣いや当たり前と思えるマナーのようなものが、マレーシアではあまり見られません。

逆に、当たられた方の人も気にしていないので、お互い様なのでしょう。

私も今では人と接触することに気を使わなくなってきました。他の人の椅子が自分の椅子にガンと当たってきてもスルーできるまでに。

とはいえ、日本に帰ったときに日本風の気遣いができるか不安ではありますが😅

4. 食事のマナーにも影響が

食事のときのマナーって、国や人種によって違いますよね。最初はマレーシアのマナーに慣れるのに時間がかかりました。

例えば、マレーシアでは食器を持ち上げて食べるのはマナー違反。

食器の方に顔を近づけて食べるんです。お茶碗やスープのお椀を持ち上げるのもNG。

日本では犬みたい、と嫌がられますが、こちらでは逆。

パッと合わせて切り替えられる柔軟さが必要ですね。

あと、こちらで驚いたのは、口に食べ物が入った状態でぺちゃくちゃおしゃべりしたり、ガハハと笑ったりする人の多いこと。

日本では汚い、と思われますが、こちらの方はそんなに気にしていません。

また、レストランで骨つきの肉や殻付きエビなどを食べるとき、殻や骨をお皿ではなくテーブルに落とすのが最初は抵抗ありました。

でも、今や慣れたもので、日本人とテーブルを囲むときにも平気でやってしまって失敗することも笑。

5. 声が大きくなる

これは、マレーシアに限らずアジア各国で言えることでしょうか。みんなとにかく声が大きい。

周りが大きい声だから、こちらも大きくないと聞こえない。そんな風に小さいときから鍛えられているのでしょうね。

先日買い物に出かけた際に、電化製品の売り場で店員さんに声をかけました。

どう考えても二、三mしか離れていなかったと思うのですが、私がハロー、と呼びかけても全然振り向いてくれません。

もう一度ちょっと大きめに呼んでもダメで、改めてマレーシアではお腹からしっかり声を出さないと通じないのだと感じました。

とはいえ、そんな私も日本に帰ったときに電車やバスなど閉鎖空間でよく失敗します。

普通にマレーシア並みの声量で話してしまって、みんなの目線が刺さることに笑。

6. 事故現場になれる

マレーシアでは毎日のように事故現場を目撃します。

交差点などあちこちで車やバイクの破片が飛び散っています。

日本にいるときは、事故自体日常のものではありませんでしたし、たまに大きな事故があると驚いていました。

でも、マレーシアではあまりに交通事故が多すぎて、またか、という感じになります。

1日に何回も事故現場に出くわすことも。

最近はすっかり慣れてしまって、マレーシア人のようにじっくり観察してしまいます。慣れって怖いですね。

先日は横転して脇の草むらに真っ逆さまに落ちた車を見かけ、乗っていた家族を車から助け出す経験もしました。

さいごに

以上、マレーシア暮らしの長い日本人に見られる変化を挙げてみました。

すべて実際に私が経験している変化です。

10年も海外に生活していると、少なからず現地の人や文化の影響を受けることは避けられないと感じています。

とはいえ、マレーシアならではの文化の影響を受けた良い変化もあるので、どちらがいい悪いということではないのかな?と思います。

ただし、日本に帰国したときには、周りの日本人が嫌な思いをしないように気をつけています。

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