この記事内には、ご紹介する商品を閲覧・購入できるように広告リンクを設置しています。気になった商品やサービスがありましたら、ぜひリンク先をチェックしてみてください。
ラクサとは、マレーシアを代表する麺料理。実はマレーシアだけではなく、お隣のシンガポールでも食されています。
元々は中華系の子孫である「ババ・ニョニャ」の麺料理。ただし、スープに豚は使っていません。イスラム教徒でも食べられる麺料理としてマレーシア全土に広がっています。
ラクサの語源はサンスクリット語の「多く」を意味する単語だと言われています。その語源の通り、ひとくちにラクサといっても種類が豊富。
日本のラーメンが地域によって異なるように、マレーシアのラクサも地域によって麺や味の違う「ご当地麺」が楽しめるのが魅力です。
今回は、マレーシアの様々な場所で生まれ、現在に至るまで地元民に愛され続けるラクサ4種類をご紹介したいと思います。
ペナンラクサ
ペナンラクサは、別名をアッサム・ラクサといいます。麺は米粉を使った押し出し麺。スープは魚ベースのダシにタマリンドで酸味を出しています。
好みは分かれるかな?という独特の味かもしれません。トッピングには生の唐辛子、スライス玉ねぎ、ミントの葉、きゅうりなどが一般的です。
個人的にはアッサム・ラクサが一番気に入っています。たまに無性に食べたくなる中毒性のあるラクサです。
というわけでペナンラクサ(アッサムラクサ)が一番美味しいペナン島のお店「my own cafe」のご紹介。
住所:2, Cannon Street,, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang
電話番号:016-485 1050
営業時間:平日 10時00分~17時00分 土日 9時00分~17時00分
サラワクラクサ
その名の通り、ボルネオ島にあるサラワク州で主に食されているラクサ。麺は一般的にはビーフンが使われていますが、中華麺・ビーフン・米粉の平めん (クイティアオ) から選べるお店が多いです。
スープは鶏だしにココナッツミルクが効いていて、なおかつスパイシー。日本のラーメンの要領でズルズルっといくとむせることがありますのでご注意を。
トッピングには錦糸卵、エビ、もやし、鶏の胸肉などが入っています。お好みで別容器にサンバルブラチャンと呼ばれるコクの出る調味料、それにライムが添えられています。
サラワク州でサラワク・ラクサを食べれる有名なカフェが、クチンにある「Mee Sin Cafe」です。
住所:67-71, Jalan Padungan, 93100 Kuching, Sarawak
営業時間:平日(月〜土) 6時15分~15時30分
日曜日 6時15分~13時00分
カレーラクサ
カレーラクサはクアラルンプール周辺で食べることの多いラクサです。写真からも伝わるかと思いますが、カレーとココナッツミルクを融合させた、東南アジアっぽい味の麺料理。
具材は店によって違いはあるものの、油揚げ、もやし、魚のすり身、鶏肉などがメインとなります。
サバ州コタキナバルで食べれる絶品のおすすめカレーラクサはこちら「Yee Fung Restaurant」。早めにいかないと売り切れていることが多し。おすすめは午前中の早めの時間です。
住所:127, Jalan Gaya, Pusat Bandar Kota Kinabalu, 88000 Kota Kinabalu, Sabah
電話番号:088-312 042
営業時間:平日 6時30分~18時00分
土日 6時30分~16時00分
関連記事:コタキナバルで麺料理を食べるなら絶対「Seng Hing Coffee Shop」がおすすめ!
ニョニャラクサ
ニョニャラクサとは、マレーシアの古都マラッカで主に食べられているラクサ。スープにはカレー味ベースでココナツミルクやエビのだしが加えられており、ピリ辛ながらまろやかな美味しさが特長です。
トッピングは千切りきゅうりやエビ、油揚げやゆで卵など。添えられているリマウをギュッと絞って食べると一気に爽やかな酸味のスープに変身します。
ニョニャラクサが食べれるマラッカのお店は「Jonker88」。ラクサ以外にもマラッカらしいかき氷チェンドル、ニョニャ料理を楽しむことができます。
住所:88, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
営業時間:平日 9時30分~18時00分 金・土 9時30分~21時00分
そのほかにも、たっぷりの野菜をトッピングにして食べるスパゲティー麺を使ったジョホールラクサ、コタバルやトレンガヌ地方で食べられるラクサム、ケダ州のラクサケダなどがあります。
もしも、日本でマレーシアの味が恋しくなったら・・・
家で簡単に作れるインスタントミーゴレンがおすすめ。茹でてソースと和えるだけなので、超簡単。
あえて何も具を足さず、トッピングは目玉焼きのみというシンプルな食べ方が一番好きです。