納豆好きに朗報。マレーシアで自家製納豆作るのは超簡単!

マレーシアで自家製納豆を作るのは簡単

納豆好きにとって、海外生活の悩みの1つが納豆を好きなだけ食べれなくなることではないでしょうか。

かくいう私も日本では毎朝納豆ご飯!とまではいかないまでも、常に冷蔵庫に納豆を常備しているタイプです。

マレーシアに移住してしばらく、ずっと納豆なしの生活を続けてきました。その反動で日本に一時帰国すると、必ず最初の買い物で納豆を買い物カゴに入れてしまいます。

いや、その前にまずは日本の空港にある牛丼屋さんに駆け込んで、納豆定食食べてるか。

とにかく日本では納豆ナシでは生きられないほど納豆が大好きですが、マレーシアにいる間はひたすら我慢我慢の生活でした。

マレーシアの納豆事情

とはいえ、最近マレーシアの市場にも変化が訪れ、ここ数年は日本から納豆を輸入するお店が一気に増加。

クアラルンプール周辺の伊勢丹なんかでは20種類もの納豆を販売していることも!なんなら日本のスーパーより品ぞろえがいい?!

また、たとえクアラルンプールのような大都会でなくても、輸入品を扱うお店が増えているので、地方都市でも一軒や二軒は納豆を置いているスーパーがあるのではないでしょうか。

ただし、こうしたマレーシアで売っている納豆はすべて冷凍品です。そりゃそうですよね、日本からの輸入ということに加え、あくまで一部のごく少数のカスタマーしか購入しないことを考えると、冷凍が正解。

気になるお値段ですが、私がこれまで見た中では、大体2パックセットで7リンギット(約 185 円)、3パックで10リンギット弱(約 264 円)、1パックでは4リンギット(約 106 円)ほどでしょうか。もちろん住んでいる地域やお店にもよるとは思いますが。

やはり結構高いですよね。特別でもなんでもないフツーの納豆が一パック約100円と考えると、躊躇してしまう値段かもしれません。

せっかくマレーシアにも納豆が豊富に売り出したのに、高くて結局買えない?!

というわけで、市販の納豆を使って自分で自家製納豆を作る方法はないか探しました。検索ワードはもちろん「海外 自家製納豆」です。

いざ検索してみると、次から次へと記事がヒットしました。やはり海外で納豆の悩みを抱える人は多いのですね。みんな試行錯誤しながら、自家製納豆を成功させている様子が伝わってきました。

あまりにも記事のヒット数が多かったので、中でも市販の冷凍納豆を使って超簡単に作れそうな記事に絞り込み、研究しました。

その結果私がたどり着いた「マレーシアでの自家製納豆の失敗しない作り方」を、覚え書きも兼ねて記したいと思います。

マレーシアで自家製納豆を作る方法

1. 乾燥大豆を買ってくる

マレーシアで乾燥大豆を見つけるのは難しくありません。どこのスーパーでも売ってます。量り売りのこともあれば袋入りで売っていることも。

一度に使う大豆の量は、大体200-250gが適量かと思います。いくつかのスーパーで私の見た限りでは、袋入りの場合は大体200gほどで売っていることが多いです。

200g入りなら2-3リンギット(約 79 円)で売っていると思います。激安。

最初はオーガニックの大豆にこだわっていましたが、最近はもうほんとにその辺のスーパーで売ってるごくごく一般的な大豆を使ってます。

一度半年位前に購入したまま忘れて放置していた乾燥大豆を使って見ましたが、それでも十分美味しかったので驚きでした。

2. よく水洗いして多めの水に漬ける

マレーシアで売っている大豆は中国からの輸入が多いと思うので、一応念入りに水洗いします。ただし皮に傷を付けないようにだけ気をつけて。

水洗いしたあとは多めの水(あえて分量などは書きません。分量など量らず適当な量でいけてます。)につけて半日、一晩など長めに放置します。

ただし、マレーシアは暑い国ですので、数時間ごとに水は替えてます。水が腐ったら元も子もないので。

個人的には結構長めに漬けてます。他のブログなどで夏場なら6時間で十分とか書いてましたが、一度短めで火にかけたらできあがりが固くなってしまいました。

大豆の質にもよるのかもしれませんが、一応今は6時間とかではなくもっと長目に漬けるようにしています。

3. 水を替えるついでに浮いてきた皮を取り除く

なぜか水に漬けている間に皮が剥けてきます。大豆の質がよくないのでしょうか。水を替えるついでなどに浮いている皮を一応取り除けるだけ取り除いています。

皮がむけてしまったら失敗か?納豆はうまくできないのか?と心配でしたが、全然問題ありませんでした。アバウトでも成功できる感じがうれしいです。

4. 大豆を煮る

十分に水に漬けたあとは、いよいよ大豆を煮ていきます。大きめのお鍋でも圧力鍋でも炊飯器でも大丈夫です。

弱火でとにかく豆がそこそこ柔らかくなるまで煮ます。私の場合は炊飯器の炊飯機能で煮たので、3~4時間はかかりました。

最初に水を入れすぎると吹きこぼれるので、そこは注意しながら、かといって水がなくなって焦げ付かないように、ちょくちょく確認しながら煮てください。

豆をつまんで簡単に潰れるくらい軟らかく煮るのがベストです。失敗談ですが、指でそこそこ力を入れてつまんだら潰れたので、もういいだろうと思って煮るのを止めました。すると結果、歯ごたえのいい固めの納豆にできあがってしまいました。

なんでも、納豆が発酵していく段階でちょっと豆は固くなるのだそうです。ゆえに、大豆は少し柔らかめに煮るのがコツだと知りました。

5. 冷凍納豆を常温にしておく

豆を煮ている間に、冷凍庫から冷凍納豆を一パック出しておきます。冷蔵庫に移してジワジワ解凍するのがいい気もしますが、そこは適当で大丈夫です。

先日、豆が煮終わるくらいまで、冷凍納豆を冷凍庫から取り出しておくのをすっかり忘れていました。気付いたときにはもう大豆がゆであがってしまう頃で、どうしようかと焦りました。

考えた末、一番やってはいけなそうな手段「電子レンジ」を使って30秒ほどチンしましたが、結果何事もなくフツーに美味しい納豆ができあがりました。

6. 大きめのタッパーウェア(保存容器)とスプーンを準備

大豆が柔らかく煮終わったら、ザルに上げます。そのあと用意しておいた大きめのタッパーに熱々の煮大豆を移し、熱々のうちにすぐに解凍しておいた冷凍納豆一パックを投入して混ぜ混ぜ。

あくまでも、熱々の状態でこの工程を済ませることが大切です。これだけは失敗しないように。

そして、さまざまなレシピを研究した結果、納豆を大豆と混ぜるときは混ぜすぎないように、やさしく全体に納豆菌を行き渡らせるイメージで混ぜることを学びました。

この点も忘れず実行しています。

多分この工程は30秒もあれば十分なのではないでしょうか。

茹で上がった大豆と冷凍納豆を熱々のうちに手早く混ぜるとこんな感じに

7. キッチンペーパーをかませて軽くフタをする

大豆と冷凍納豆を混ぜ終わったら、発酵させる段階へと進みます。

このとき、タッパーのフタはきっちり閉めずに、数枚のキッチンペーパーをかませて軽くフタを置くイメージです。あくまでも密閉せずに発酵段階で空気に触れるように。

この段階では、タッパーの外側から触ってもまだ大豆はある程度温度の高い状態です。

8. 24時間発酵させる

大豆の入ったタッパーの準備ができたら、次は発酵のために24時間待つ工程へと進みます。

この発酵させる段階では、ある程度の温度をキープすることが大切。温度が高いと発酵が早く進み、美味しく強い菌の納豆ができあがります。

というわけで、ここで年中気温の高いマレーシアの本領発揮。

百均で売っているような大きめの保冷・保温バッグを用意し、熱湯を注いだペットボトル(1.5L)2本をフタをしっかり閉めて底部分に置きます。

そしてその上に、大豆の入ったタッパーを置いてバッグを閉め、車の中に24時間放置すれば完成。

さらっと書きましたが、そう、ポイントは「熱湯を注いだペットボトル+車の中に放置」です。

マレーシアは平均気温が30℃ほどあり、夜中でも25℃以上あるのが普通。ですが、納豆を作るには十分な温度ではありません。

そのため、熱湯入りペットボトルで温度を上げ、その上一番熱くなるであろう車中に24時間放置することで、納豆作りに最適な環境ができあがるんです。

もし雨が降っていたりちょっと気温が低めだなと感じれば、途中で何度か熱湯入りペットボトルを交換してあげればOK。

この方法なら、夜に作っても朝に作ってもとにかく丸一日24時間放置していれば勝手に納豆ができあがります。

保冷バッグに入れて24時間車内に放置したあとの大豆。見事納豆に変身。

9. 24時間寝かせる

なに、まだ続きがあるの?と思われたでしょうか。そうなんです、24時間車内に放置してすでにネバネバ納豆ができあがったあと、さらに冷蔵庫で24時間寝かせる必要があるんです。

車内に放置しておいたタッパーは、回収したあともしばらくは温かい状態が続きます。家の中で粗熱を取ったあと、冷蔵庫に入れて24時間程度待ちます。

どうして出来上がった納豆をさらに寝かせるんだろう?と不思議でしたが、いろいろと調べていると冷蔵庫に一日入れて発酵を止めた状態で待つことでアミノ酸が作られ、納豆がさらに熟れて味がよくなるんだそうです。

というわけで、焦る気持ちを抑えて、24時間待ったあとでいただくようにしています。

出来上がった納豆は小分けにして保存

ここまでの工程で、美味しい納豆が大量にできあがったと思います。納豆作りの段階では大きいタッパにまとめて作りましたが、保存の段階では小分けにすることをおすすめ。

すぐに食べる数日分の納豆をまずはとりわけ、あとは1回に消費する量ずつ小さめタッパーに分けて冷凍します。冷凍した納豆を食べる場合には、前もって冷蔵庫に移してゆっくりと解凍させています。

さいごに

今回は、マレーシアで作れる自家製納豆をご紹介しましたがいかがでしたか?参考になりましたでしょうか?

この方法で納豆を作り出してから、食生活が一気に豊かになりました笑。納豆があることでおかずが一品できるわけですし、なんといっても安くで大量に作れるため罪悪感なく好きなだけ食べれます。

1つ100円程度の納豆を使って10パックかそれ以上の納豆が作れる。はっきり言って日本で納豆を買うよりも安いです。

その上自家製だから体にもいいはずだし、なんといっても作りたては美味しい。

最初コツをつかむまでは少し練習が必要かもしれませんが、作り方に細かいルールはないし、きっちり計量する必要もなし。

どこの家庭にでもあるような普通の器具で作れちゃうのもありがたいですね。

納豆原産国の日本で作るより、暑いマレーシアの方が実はものすごく簡単に作れるというのは新発見でした。

簡単に作れてコスパも高いマレーシアでの自家製納豆。ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね!