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ニョニャ料理って聞いた事ありますか?日本にいるときは、私もまったく聞いた事がありませんでした。
あまり知られてはいないけど、実はマレーシアの独特の文化が生み出した独特なマレーシア料理。
今回は、そんなニョニャ料理の起源や、代表的なニョニャ料理メニューのご紹介です。
ニョニャ料理とは
まずは、ニョニャ料理の起源について。マレーシアでは、中国系と他の民族との混血の子孫を「ババ・ニョニャ」と呼びます。「ババ」が海峡華人の男性、「ニョニャ」が海峡華人の女性を指しています。
その、「ババ・ニョニャ」の人たちが作り出した料理がニョニャ料理。中国人がマレーシアに移り住んだ15世紀頃からその歴史が始まっているものと思われます。
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代表的なニョニャ料理
パイティー
トップ写真の料理です。
特徴はパリパリに揚げられたハットを逆さまにしたような器。直径5センチほどでしょうか。その器に切り干し大根にも似た雰囲気の大根の千切り、人参、エビなどが詰められています。
ちょっとスパイシーで揚げた器とよく合います。いくつでも入りそうな軽い食べ心地。
一応ニョニャ料理の中では前菜の位置付けとなっていますが、だいたいのレストランでは普通に一品として注文できると思います。
カンコン・ブラチャン
カンコンとは、日本語で空芯菜のこと。空芯菜をニョニャ料理独特の「ブラチャン」というエビベースの少しクセのある調味料で炒めます。
スパイシーでブラチャンが味に深みを加え、ご飯がよく進みます。日本では食べたことのない味ではないかと思います。独特の香りと後を引く味わいがクセになりますよ。
ニョニャ・ラクサ
マレーシアには、その土地その土地で独特のラクサ麺があります。例えば、ペナンではペナンラクサ、ジョホールではジョホールラクサ、サラワクではサラワクラクサ。
そして、ニョニャは土地の名前ではありませんが、ニョニャの文化を受け継いだこれまた独特なニョニャ・ラクサが存在します。
ニョニャ・ラクサの特徴はココナッツ味とカレーがベースのピリ辛スープ。エビの出汁がスープの旨味と深みを加えています。
とはいえ、カレーラクサほど辛くはなく、八角やシナモン、レモングラスなどのスパイス系が食欲をそそります。
関連記事:ラクサ(Laksa)を食べずしてマレーシアは語れない?
サンバル・ウダン
日本でいうところのエビチリです、エビチリ。もちろん、あの中華のエビチリとは別物の料理ですが、エビとピリ辛のサンバルチリを絡めているあたりが、エビチリを彷彿させます。
新鮮なエビを皮まで柔らかく揚げ、辛味ソースサンバルで和えています。エビ好きにはたまらないメニューですね。
チンチャロ・オムレッ
チンチャロと呼ばれる、アミエビ?の塩辛を使ったオムレツです。オムレツと聞いて油断していましたが、チリの輪切りも入っていて、なかなか大人な味のオムレツでした。
洋風オムレツはご飯には合いませんが、これならご飯が進みますね。
他にも
ここで挙げた以外にも、「オタオタ」、「ウダン・レマッ・ナナス」、「バク・シオ」、「アヤム・ポンテ」、「アチャー」、「アヤム・ブア・クルアッ」などなど、数多くのニョニャメニューが存在しています。
さらに、普通のナシゴレンでも、ニョニャ風ナシゴレンがありますし、ミーゴレンもニョニャ風ミーゴレンが。なんでもニョニャ風をつけてくと、限りなくたくさんメニューができますよね笑。
関連記事:マレーシア版焼きそば、「ミーゴレン」
クアラルンプールでニョニャ料理が食べれるお店
住所:50, Jalan Doraisamy, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur 電話番号:03-2698 3268 営業時間:11時30分~15時00分 17時30分~21時30分
住所:11, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur 電話番号:03-2072 5915 営業時間:11時00分~23時00分
公式ホームページ:OLD CHINA CAFE
住所:25, Jalan Mesui, Bukit Bintang, 52000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur 電話番号:03-2110 1681 営業時間:平日11時00分~0時00分 金土11時00分~1時00分 定休日:日曜日
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みんなの感想
#クアラルンプール 旅行記 12
最終日の昼食はチャイナタウンにあるニョニャ料理の有名店
オールド・チャイナ・カフェへニョニャ料理とはクアラルンプールの南部にある都市マラッカの郷土料理で中国料理とマレー料理が融合した料理
クラシカルなインテリアが何ともノスタルジックで雰囲気あります pic.twitter.com/ciqX7YneBE
— pon (@pons96304394) 2018年10月28日
そうそう、料理だけじゃなくて二つの文化の融合なんですよね。奥深い。。。
今回の出張で食べたご飯その3
マラッカのニョニャ料理
サンバルウダン、ニョニャラクサ、ライムジュース pic.twitter.com/iwAV5De3gM— kanchi++ (@kanchi_mgc) 2017年11月10日
ニョニャラクサが食べたくなってきた。。。
最後の食事もニョニャ料理。酸甜鴨という中国語名を見て興味が湧いたイテック・シオ。本当に酸っぱくて甘いのだが、酸味も甘味もタマリンド由来。その他コリアンダーシード、エシャロット、老抽で煮込むそうで、不思議な味わいに舌鼓。 pic.twitter.com/4LszQJoGeB
— 酒徒(しゅと) (@shutozennin) 2018年1月19日
そう、不思議な味なんだけど癖になる、そういう料理です。
クエのお店でニョニャ料理を堪能している…美味しいね… pic.twitter.com/xFlmAemInM
— ぬるい素麺 (@wathymmm) 2017年10月3日
ペナンにおける星野やリゾートみたいなおしゃクソレストランで、ニョニャ料理(マレー料理と中華料理の融合)のコースをひとりで淡々と食べている。2枚目のインゲンとベビーコーンのココナツ炒めが、なんてことないレシピだろうに、おそらく炭火で焼いててめちゃくちゃ美味しい pic.twitter.com/FldSkOUQl9
— ガーリエンヌ (@girliennes) 2017年8月26日
昼食はThe Blue Gingerへ。
ニョニャ料理(中華料理+マレーシア料理)。
ここのは美味いと思う。 pic.twitter.com/9G0t4MGmaH— 澪 (@Wacky Racers) (@mio4zero) 2015年1月18日
皆さんも是非お気に入りのお店を見つけてくださいね!
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海南チキンライスが簡単に作れる便利なペースト状のシーズニングで、米一合に対して約小さじ1を加えて炊き込みます。
鶏飯の他にも、スープのベースや鶏の唐揚げの下味用にも使い回せますよ。