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スランゴール州 (Selangor) の旅情報

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スランゴール州は、マレー半島西海岸南部の州で、マラッカ海峡に面しています。州内には連邦直轄領のクアラルンプールやプトラジャヤがありますが、行政区分は分かれています。スランゴール州の現在の州都はシャーアラムで、クランという都市が王都と呼ばれています。スランゴール州の最高権力者はスルタンと呼ばれるイスラム教の王様ですが、スルタンが指名する州首相が行政を担当しています。

スランゴール州には、ブルーモスクと呼ばれる青い屋根の大きなドームを持つモスクや、バトゥケーブと呼ばれるヒンズー教の聖地があります。近代的な建物や先進的な文化は首都のクアラルンプールに集まっているのに対して、スランゴール州にはマレーシアの歴史と昔ながらの文化が集約されているので、マレーシアの文化や味わいを楽しみたい場合は、クアラルンプールから少し足を伸ばして見るのがおすすめです。また、スランゴール州には、マレーシアの主要な港の1つのクラン港や、クアラルンプール国際空港があるので、物流や工業の中心地として栄えています。そのため、日系企業も多く進出してきました。

州の名前の由来には諸説ありますが、1匹のハエ (“se-langau”) という意味から来ているというのが有力です。ポルトガルの占領時代、マラッカでの戦いに敗れた戦士たちが北上し、スランゴール川のほとりで休憩をしていたところ、大量のハエに悩まされ、近くのハエが少ない場所に定住することになって、スランゴールと呼ぶようになったという話が残っています。ちなみに、マレー語表記では “Selangor” ですが、日本語では「スランゴール」または「セランゴール」と表記されます。本来の発音はこの中間です。

スランゴール州の場所とアクセス方法

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スランゴール州の統計情報

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